概要

1月19日(金)にGMOペパボの講演会が開催されました。 GMOペパボとは、インターネット関連サービスを提供する会社で、 ロリポップ!やJUGEMなどの提供を行っています。 また、社内でペパボ研究室というものを行っています。 ペパボ研究室では、研究するだけではなく、実際のシステムとして実装提供することを目的にしており、 技術を差別化するために、研究的アプローチを用いています。 講演会後、懇親会が行われ、イタリア料理を食べながら、自己紹介などの交流を行いました。

感想

高石氏の講演では、サービスのインフラを見る仕事の意義、SREという仕事の手法、 クラウドの恩恵と課題、現場で実際に心掛け、実行している課題解決の着手の作法など、 エンジニアの実態についてのお話を聞くことができました。 その他にも、高石氏がどのような経緯でサービスのインフラ担当になったのかについてのお話を 聞くことができ、現代のエンジニアの中でも、自分のやりたいを追求するエンジニアの キャリアの積み方を知ることができました。 あらゆる問題の発生に対して、可用性などを測定し基準を決めることで、 問題の発見、改善と、効率化を一挙に図っていると聞き、 目指すべきエンジニアの仕事の在り方に感銘を受けました。

三宅氏の講演では、ニューラルネットワークを用いた特徴抽出の方法、モデル生成、結果の可視化など、 実際に企業で研究をされている方の貴重な話を聞くことができました。 ニューラルネットワークがベクトルを用いた学習方法であるという基本的なことから、 それを応用したオートスケーリングの実装など、ニューラルネットワークを用いた開発のやり方がわかりました。 プログラマーから見た研究とは、どのようなものなのか、モデルの作り方など今後の開発に活かせる点が多く、 とても勉強になりました。